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2004-01-15

アバウト マイ パピー

そこで、めでたくお役御免になったApple Personal LaserWriterとその新品未開封大きなリンゴマークがついたトナーカートリッジをどうするかという問題なんだけど、OSとの相性が悪い以外は、バリバリ使えて印字もきれい(デザインもお気に入りだったのに・・・泣)なので、実家に運び込む(持ってかえる、ともいう)ことにした。

うちの還暦過ぎてるパピー(父)もswitchしました・・・ではなく、私が仕込んだコテコテのとは言わないけど、とにかくマックユーザーで、お下がりのPB5300とiBook(青)を愛用している。本音はWindowsが使いたくて仕方ないらしいけど、うちにはそんなもの置いてません。

うちのパピーは、あの年にしては結構新しい物好きだ。私に「ワープロ専用機」の使い方を教えてくれたりもした。その後、私は早々にマッキントッシュに乗り換えたけど、パピーはその後もずっとワープロ専用機専門でやってた。しかし、ある日のこと。調子の悪い「書院」を病院に・・・じゃなくて電気屋に連れて行ったところ、部品がないから修理できない、かわりにパソコンをすすめられたという事実に憤然と帰宅した。これがパピーのパソコン人生のはじまりだった(と思う)。

そこでパピーは早速市民文化講座とかでやってる「インターネットの使い方」や「Microsoft Word講座」「Exel講座」に通っては巷の情報収集をして、「うちにもこんぴぃーたってのがあったんじゃない?」なんて、猫なで声でたずねてくる。教えるのがめんどうかなと思ったけど、「すでに基礎はばっちり」と自慢げに言うので、トモダチが「いらーん」と譲ってくれたPB5300に外付けCD-ROMとカードモデム、それからStyleWriterIIを装備して、親子で教習に励んだ。

もとよりキーボードの使い方なんてのは教える必要がないから、仕事は楽だった。
ところが、パピー、最初にマウスを見て、「なんでボタンが一つしかないの?」と定番の質問をする。きたきた・・・。「一つしかないから一つしかありません」とここは軽くかわす。

次に、Netscapeを立ち上げて、メールの設定とブラウザの使い方をやってるときに、「何かが違う」と言い出した。

敵もさるもので、どうやら「市民講座」で学んだスキルが自宅のオロマシンでは適用しにくい、ということに気がついたらしい。最初はマシンが古いせいでインターフェイスが違うのだろうと思っていたようである。しかし、「なんで上に文字の列があるの(メニューバーのことを言っている)」「ボタン(キー)の並び方が違う」「旗のついたボタンがない」と、鋭い質問を次々と繰り出し、娘を困らせ出した。

とうとう白状せざるを得ない。
「お父さん・・・黙っていて悪かったと思ってるんだけど、うちのはね、よそのとはちょっと違うのよ。でも、大丈夫よ。見かけはちょっと違うけど、ほとんど似たようなもんだし、慣れたらこっちのほうが使いやすいから」
「みんなが使ってるのと同じのはないの?」

ああ、きっと私もガキの頃、こうやってオヤを困らせてきたんだろうなと思うと胸が痛い。ここは心を鬼にして、「みんなとおんなじじゃなくていいの。うちにはこれしかないの」と言うと、パピーは娘の機嫌を損ねたら「パソコン」と「インターネット」が教えてもらえなくなると思ってか、納得してくれた。

「ああそうかい。わかったよ。どうせワードとエクセルが使えるなら、それでいいよ」

その後パピーは会社と自宅を往復し、市民講座にも通ったりしてるうちに、どうやら世の中には少なくとも二種類のコンピュータが存在して、似てるんだけど微妙に違うということがわかってきたようだ。だが、「会社のと同じのがいい」「学校で使ってるのと同じのがいい」「エクセルで名簿作りたい」といくらごねても無い袖はふれないわけで、マッキントッシュがイヤなら一から自分で買い直してお勉強しなくちゃいけないこと、メールをやって自慢したければ、おうちのマッキントッシュでがまんするしかないという現実にも気づいたらしく、あまりごねなくなったし、今では普通に使いこなしてるようだ。

でも、本心ではひょっとするとまだウィンドウズのほうがいいと思ってるかもしれないのに、無理矢理マッキントッシュを押し付けたってことで、すこし悪かったかなと思っている。

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コメント

結局、「もすこし、きちんと生活して、意味のある記録を残していきたいと自戒している」というのは、レーザープリンタ買ってふっとんだというわけですね^^
読み手としてはこっちの路線のほうが好きです。

投稿: goukou | 2004-01-15 21:42

眉間にしわがよるくらい熱心に考えこんだ結果念願のお買い物して、あの重いものをビッグカメラからとことこ運んできたせいで、まだ筋肉が痙攣していて、要するにかなりハイになった状態の書き込みです。
もちろん、これからもずっと真面目研究日誌路線への憧憬は持ち続けていこうと思ってます(笑)。

投稿: Jade | 2004-01-16 01:09

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